個人投資家と専業投資家

個人投資家も「機関投資家」も、株式や金融商品を売買して利ザヤを稼ぎ、資産を殖やしていくことが、最終目的である事は同じだ。
ネット環境が整い、パソコンや携帯電話で、オンライントレードが完結出来てしまう現状は、個人投資家にとって、諸刃の刃だ。

個人投資家と言う言葉が、クローズアップされてきた背景には、ネットでの個人取引が普及してきた事と無縁ではなく、最近ニュースなどでもよく聞かれる。
投資だけで生活していける専業個人投資家は、そう多くは存在しないと思われる。
それだけ、投資だけで生活していくと言うことは、至難の業であり、個人投資家には簡単になれるが、専業個人投資家はそう簡単にはなれない。

個人投資家とは、そのまんまであるが、個人の投資家と言う事で、反対語は機関投資家ということになる。
専業投資家は、個人投資家の中では、どの位の割合で存在するのかは、手元に資料がないので判らない。
個人投資家はあくまで個人、「機関投資家」は金融機関や企業が主体となり、「投資信託」などで集めた資金を原資として、他の投資に運用することである。
取引で泣きを見ない為にも、個人投資家は経済の動向を正確にキャッチして、ネットなどで情報を収集し、判断力を養うことが大事である。
初心者は、自分の小遣い程度の範囲で、始められる取引に絞って、個人投資家デビューをしていただいた方が無難であろう。
個人投資家としての取引や、仕組みも熟知しておいた方が良いかもしれない。